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夏休みスタート & 熱波襲来 & コロナ規制解除!! ~カナダの現地情報⑫ エドモントン・夏(2021)~

皆さん、こんにちは!

写真は6月初めに散歩中に遭遇したカルガモ親子(母ガモ+子ガモ11匹)です。

普通に、住宅街の道路を横断していてビックリ!!

赤ちゃんなんかまだ飛べないのに、どこから来たのか謎で、凄く暑い日だったので心配でしばらく後を付いて行きましたが、歩道の側溝にたまった僅かな水たまりでしばし休息をとり、民家の芝生でくつろいでいました。

水たまりもお風呂の様な温度だったと思うのですが、あの暑さの中でちゃんと自分たちの住処に帰れたのでしょうか・・。

いまだに気になっています。

ほぼお湯と思われる水たまりで休憩。。
民家の芝生に到着。ここからどうやって帰ったんだろう・・

アメリカとカナダの西部に歴史的な熱波

さて、先週から、ここエドモントンは経験したことのない高温に見舞われています。

前回の記事で梅雨の様な天気が続いていると書きましたが、ここカナダは梅雨はないのですが、その雨続きの後、まるで日本の梅雨明け後のように、強烈な日差しと共に日に日に気温が上がり続けました。

2019年と2020年の夏は、確か一番暑い日で30℃くらいで、その後はピークアウトして30℃に届くことはなかったと記憶しているのですが、先週からは日本よりもはるかに気温の高い日々が続いています。

ずっと30℃台で、今週月曜日の学校最終日(6月28日)に34℃、翌日の夏休みスタート日(6月29日)に36℃、更に翌日(6月30日)は38℃まで上がりました。

本当にこの通りの気温になりました

そして本日7月1日もまだ36℃で、明日から、ようやく少し気温が落ち着いてくるようです。

ちなみに、ここエドモントン、冬はマイナス40℃まで気温が下がります。

来た来たマイナス40度!!( ;∀;) ~カナダの現地情報⑧ エドモントン・冬(2020-2021)~

今回、38℃まで上がりましたので、ほぼ40℃として、

夏と冬の気温差、80度!!!

ヤバくないですか!?

山火事も頻発しているようですし、本当に心配です。

ちなみに、日本の友人から、

「カナダの熱波をニュースで見たけど、大丈夫?」

と連絡が入り、それで初めて世界的なニュースになっているのを知りました。

ニュースを見て驚いたのは、北米(アメリカ&カナダ)の太平洋岸北西部に歴史的な熱波が襲来し、

1000年に一度レベルのヒートドーム現象が発生

カナダのブリティッシュコロンビア州(BC)で、観測史上最高の49.6℃を記録

ということで、ここエドモントンも灼熱地獄だというのに、お隣のBC州は更に熱いらしく、皆さん大丈夫なんだろうか・・と心配になりました。

エアコンも扇風機も、氷さえも売り切れ!!

というのも、ここカナダは、夏は涼しく快適な気候なので、一般家庭ではエアコンはほとんど普及しておりません。

ちなみにイギリスも、エアコンのある家は見たことがなかったです(私がお邪魔した一般家庭限定ですが・・)。

イスラエルは、エアコン普及率は100%じゃないか?というくらい、どこの家にもエアコン室外機がありました。

一昨年と去年の夏は、扇風機が欲しいと思う日が一日あったかどうかという感じで過ごしていましたが、この6月半ばに、

「今年の夏は、何だかヤバそうだ。。」

と感じ、暑がりの娘のために、子供部屋用に扇風機を1台買いました。

そして今週、いよいよ自分たちも耐えられなくなり、夫婦の寝室用にもう一台扇風機を買い足すため、スーパーやホームセンター、家電量販店を訪れました。

しかし!扇風機はおろか、決して安くはない移動式の巨大なエアコンも、一台も残っていませんでした。

あまりのショックに、せめて冷たい飲み物でも飲もうと氷を買いに行きましたが、何と

氷さえも売り切れ!!

でした。

日本でも、冬のとても寒い日にスーパーに行くと、鍋の材料が全て売り切れってこと、ありませんか?

そんな時、

「みんな考えることは同じなんだなぁ・・。」

と思ったりしてましたが、久し振りに、あれと全く同じことを経験しました。。

我が家はマンション(こちらではコンドと言います)の1階なので、夜は防犯のために窓は全て閉めて寝るのですが、さすがに命の危険を感じるレベルなので、ここ数日はどの部屋も窓を開けて寝ています。

部屋の気温も32℃まで上がり、これを、

扇風機なし

で過ごす地獄!!

日本でだって、そんな過酷な環境、経験してなかったです・・

とにかく水分補給をこまめにして乗り切ります。。

現地校は夏休みの宿題なし

さて、先にも触れましたが、カナダの学校は、大体、6月末から夏休みに突入します。

なので7月と8月の丸2ヵ月間の長い長い夏休みになります。

去年は、息子の病気治療のためですが日本に一時帰国しましたので、この時期はウキウキルンルン♪でした。

しかし今年は更にコロナの渡航規制が厳しくなっており、一時帰国は断念。

よってこの2ヵ月の夏休みを、どこに行く予定もなく、ワンオペで2人の子供達を見なくてはなりません。

「夏休みどうしよう、ママ、死んじゃうよ・・(;Д;)」

と呟いたところ、すかさず娘から、

「死なないよ?しんどいだけだよ!( ´∀`)」

と明るく的確なツッコミが入りました。

ただ、カナダの小学校、夏休みの宿題がゼロなのが救いです。

カルチャー的に、働いている人も夏休みは1ヵ月とか普通に休暇を取ってバケーションに出掛けるので、「夏は楽しむもの!」という意識が強いのでしょうか。

あとは、9月から新学期で、学年もクラスも変わるタイミングなので、宿題も出せないのだろうと思います。

こちらでは、毎年クラス替えがあるんですよね。

日本だと、小学校は2年に1回のクラス替えが普通だと思うので、こちらに来てビックリしました。

何はともあれ、夏休みの宿題は日本語補習校のものだけ!!

夏休み最後に大量にこなす悲劇を起こさないよう、自分の子供時代を反面教師にして、うまく配分して終わらせようと思います。

ちなみに現地校は、普段の宿題も、ほとんどありません。

あるとしたら、読書のみ。

こちらの教育は読書をものすごく重視しているみたいで、読書にはとにかく力を入れていますね。

とても良い事だと思います。

なので娘は、毎日学校から帰ると必ず本を読み、そのお陰で、随分英語のボキャブラリーも増えたと思いますし、読書が大好きな子に育っています。

そして娘は6月末で現地校のGrade2を修了し、9月からはGrade3に進みます。

日本語補習校は日本と同じ基準なので、来年の3月末まで2年生です。

現地校は、Kindergarten(幼稚園)の最後の方に日本から編入し、Grade1は最後の3ヵ月はコロナで学校閉鎖となったため、初めて通年でちゃんと通えたのが、今回のGrade2でした。

担任の先生がとても面白く、クラスメイトも良い子達で、とても結束の強かったクラスで、娘は一年間楽しく通うことができました。

この様にクラスが当たりだった場合は毎年のクラス替えが実に惜しく感じてしまいますが、どんな先生やクラスであっても学校生活を楽しめる強く明るい心を育ててあげるのが、親としての役目だと思っております。

とは言え、娘がより良い先生、より良いクラスメイトに出逢えますように・・と祈らずにはいられない日々です(;´∀`)

ワクチン接種が進み、7月1日からコロナ規制がほぼ解除に

さて、ここエドモントンは、6月半ばにワクチン接種が対象人口の70%に到達したため、遂に7月1日から、いくつかの特定の規制を除き、屋内のコロナ規制が全面的に解除されました!!!

スーパーやショップで入店のとき並ばなくて良くなる!!

もはやマスクをしなくてもいい!!(一部例外アリ)

レストランやカフェの中で食事ができる!!

この夏、屋内プールやスプレーパークで遊ぶことができる!!

待ちに待った、かつては当たり前だった、最高にハッピーな日常が戻って来ました!!!

この熱波は別として、もうカナダ中が浮かれている感じがします。

通りを歩く人の表情が元気で明るいです!!!

本当に嬉しい。

思えば子供達が、一番の被害者だったと思います。

学校閉鎖、オンライン授業、各種学校行事の中止、校庭で遊ぶ時でさえマスク着用、どの遊戯施設も軒並み閉鎖・・

マスクをせずに、並ばずに、どこにでも行ける。

もうこれだけで、今年の夏は頑張れそうです。

娘もだけど、私も本当に良く頑張った!!

これまでありがとう私!!

そして楽しく灼熱の夏休みを乗り切るのだ、頑張れママン!!

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