遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年も気ままにカナダから海外生活を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
息子の14ヵ月健診で、かかりつけ医から哺乳瓶禁止令
先日、かかりつけ医の元へ息子の14ヵ月健診に出掛けました。
夫と一緒に行ったのですが、コロナ対策で、診察室へは両親どちらか一人のみ。
私は英語に不安しかないのですが、息子の状態を一番分かっているのは私なので、仕方なく息子を連れて診察室へ。
息子のかかりつけ医は中年のナイス・ガイなのですが、とにかく最初の頃は彼の英語が聞き取り辛くて苦労しました。
彼に会うのは4ヵ月ぶりなのですが、こちらも度胸がついたのか、はたまた彼の英語に慣れたのか、今回はそこそこ意思疎通ができました!(;´∀`)
いつものように色々と質問事項に答えていましたが、まだミルクは飲ませているかを聞かれた時に、つい、
「彼は離乳食をほとんど食べないんです。ミルクの方が好きなんです。」
と言ってしまいました。。
すると・・
「赤ちゃんの離乳食が進まない理由ナンバーワンは、哺乳瓶なんだよ。」
「だから今度からミルクはコップで飲ませなさい。哺乳瓶禁止。」
「離乳食の量は気にするな。心配しなくても、この時期はそんなに沢山食べられないから。」
と言われました。
それを聞いた私は大ショック!!!
なぜなら、
息子は最近コップで飲む練習を始め、水をやっと一口飲めるようになったばかり(しかも自分で飲むのではなく、コップは私が口に当ててあげてる)。
離乳食は何とか3回食に持って行ったが、食べる量が極少でトータルでやっと1食分くらい。
➡ 医師の指示に従ったら、おそらく一日トータルでせいぜいミルク50mlと離乳食1食分!!!(ノД;)アワワ
私はあまりのことに、ずっと日本語で、
「えぇぇぇぇ!?(; ゚Д゚)」
と言っていました。
するとかかりつけ医はフッと笑い、しまいには指でバッテンを作って、
「Bottle, ブブー!」
(←本当にこう言った)
と非情にも宣告したのです!!!
何という事でしょう。
帰りの車の中で、私はずっと
「くっそ~~、Davidson(かかりつけ医)め・・!」
と繰り返し呟いていました。
夫は
「いやいや、怒りの向け方がおかしいでしょ。Davidsonは、R(息子)のために言ってくれてるんだから。有り難い話じゃないの。」
とか言いやがります。
どんだけ私が苦労して日々食べない息子に離乳食を与えてると思ってるのか・・
しかもコップでミルクとか、絶対飲めんわ!!!
そんな育児書通りに育つわけね~だろがぁ!!!( ゚Д゚)
どうにも腹の虫が治まらない私。
夫は、
「お医者さんから言われたんなら、仕方ない。やってみなくちゃ仕方ないよ(´∀`)」
と呑気にウンウンと頷いていました。
やがて家に到着。
夫よ、お前がやってみろ!
私は夫に言いました。
「じゃあさ、今からコップにミルク用意するから、私は片付けで忙しいからRにあげてくれない?」
「うん、いいよ!」
夫は早速医師の言いつけ通りにミルクをコップに準備する私に気を良くし、快諾しました。
「Rく~~ん、今日からコップでミルク飲もうねぇ~~♪(´∀`)」
と猫なで声でコップを持って近づき、息子の口にコップを当てたその瞬間。。
プイッ!!!(←顔をそむける音)
「・・あれ?(;´∀`)」
夫は気を取り直し、息子が顔をそむけた先にまたコップをあてがいます。
プイッ!!!(今度は逆方向)
「何だ何だ、絶対口も開かないぞ(;'∀')」
夫は何度か息子にコップでミルクを飲ませようとしましたが、息子はお腹が空いているはずなのに、口を真一文字に結んで絶対にコップに口を付けようとしません。
「駄目だコイツ、コップから全然飲まねぇ・・!(; ゚Д゚)」
呆然と呟く夫。
この時の私の胸のすく気分といったらもう!!!
夫を真っすぐに見据える息子の目は、こう言っていました。
コップ、ダメ。絶対。
・・私は離乳食ハンストを繰り返す息子の、意志の強さを知っています。
息子がNOと判断したら、それはもう絶対にNOなのです(T^T)
しかしこれで勝った、
Dr. Davidsonに、勝ったぞーーー!!!(怒りの矛先がおかしい)
そして夫よ、ザマを見ろ!!!( ゚∀ ゚)(はい、私はおそらく性格悪いです)
息子の頑固さを理解した夫は、
「これは仕方がない・・どうしようもない。」
とあっさり降参。
ふふふ・・
育児は、教科書通りには、
いかんのだよ!!!
しかし別に何が解決したわけでもなく、今日も息子の離乳食ハンストは続くのでありました・・( ;∀;)