イギリス生活・イスラエル生活を経て、カナダ移住へ

山あり谷あり海外移住記

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街は綿毛のブリザード!夜10時過ぎても空が明るい! ~カナダの現地情報③ エドモントン・夏(2019)~

投稿日:2019年6月19日 更新日:

■冬は極寒でも夏は暑い!!タンポポの綿毛が吹雪のごとく舞う

私と娘がカナダにやって来たのは5月7日でした。

渡航前からちょこちょこエドモントンの気温はチェックしていましたが、日本よりはもちろん気温は低いのですが、4月末くらいから、結構暖かくなってきてるんじゃない?という感じでした。

実際、夫に聞くと雪はもう融けているとのことですっかり安心していたところ。

確か渡航3日前くらいに、夫が「雪が降って積もったー!!暖かい服装で来るように!!」と言って来ました。

えっそんな!?もう冬物は全部送っちゃったよ!!

と慌てましたが、日本でも春先に少し冷え込んだ時に着ていたユニクロのウルトラライトダウンは手元に残してあったので、それをカナダ入国の時に着ていくことにしました。

渡航数日前に雪が降っただけあって、到着した時は深夜だったのもありますが、日本だと3月くらいの寒さでしょうか。

街はひんやりとして、何とかライトダウンでしのげるかなという感じでした。

そこから2週間近くはそのような気候だったと記憶しています、が、突然、夏がやって来ました!!!

■暑い日は気温30℃を超え、5月から早くも蚊が出現!

本当に、いきなり、冬から夏に変わりました(≧▽≦)

初日は25℃~27℃くらいでしたが、2日目か3日目には30℃を超えてきました。

すると街中の道端に咲いているタンポポの綿毛が、まるで雪のように舞い始めました!

パッと見、雪です。

道路や歩道の隅に、綿ごみのように積もっています。

あまりに珍しくて写真を撮ってしまいました。

娘が触っているのが、積もった綿毛です。

黒い車のところに、白い点々が見えますでしょうか?これが飛んでいるタンポポの綿毛です。

駐車場の隅っこにも、綿毛が積もっています。

少し自然の豊かなところに行くと、もはや吹雪でした。

タンポポの綿毛が吹雪いていました。

街では、男性は短パンに上半身裸でジョギングとかしています(欧米あるあるですよね、これ)。。

日本だと変質者扱いだと思いますが、太陽に飢えている国の弾けっぷりは凄いです。

女性も、短パンに、上半身はビキニのブラだけ着けて闊歩している人も。

娘が興奮して、「あの女の人!おヘソ出してる!」と大騒ぎしていました(笑)

これは文化の違いと言えばそれまでですが、日本だと、どんなセクシー女性でも、そこまでの恰好ってしてないですよね。

ギャルとかではなくて、普通のお姉さんがそんな恰好で歩いているんです。

うーむ、凄い。。

冬は-30℃にもなり、住宅地からもオーロラが見えるエドモントン。

夏場は30℃を超えてくるエドモントン。

その気温差、実に60℃!!!

過酷すぎます。

あと、寒い国の人って、当たり前ですが寒さにめっぽう強いですよね。

イギリスでも見かけましたが、気温0℃くらいでもタンクトップや半袖で歩いている人たちがいます。

雪がちらつくロンドンで、キャミソールドレスにサンダルで闊歩する女性を目撃した時、本当にインタビューしてみたかった。

「あなたはファッションで着ているの?それとも本当に、暑くてたまらないの?」と・・。

一度、2016年の年末にロンドンの家に家電の修理に来てくれたおじさんが、やはり半袖だったので聞いてみたのです。

外は連日気温0℃近い日が続いていたのですが、そのおじさんは、「暑くてたまらない。少し動くとすぐ暑くなる!」と言って半袖シャツを更にまくり上げていました。

実際、額には汗をかいていました。

というわけで、本当に暑いようです。余談でした。

ところで、生意気にも、既に5月から蚊が出現してきました!

まだ5月なのに!日本でも出てないんじゃないの?っていう時期ですよね。

しかも、日本の蚊の2倍近いデカさ・・グロッキー。。

そんな大きさなので、刺されたらすぐ分かるそうです(笑)

何でも、-40℃でも地中で越冬するタイプの蚊らしいです。

生き物の逞しさよ!

ちなみに、ロンドンでは、蚊とゴキブリはいませんでした。害虫の代表は蜘蛛(というより蜘蛛の巣)とナメクジでした。

あと、夏に蝉も鳴いてませんでした。梅雨もなし。北海道の気候に似てるんじゃないでしょうか。

イスラエルは、意外にも蚊はそこまで見かけませんでした。

暑すぎると生息できないのでしょうか。

その代わり、ゴキブリがもう、とにかく、凄かった。。。

私はイスラエルに行って最初の2週間で、それまでの人生で駆除したゴキを軽く上回る数を仕留めましたよ・・今思い出しても背筋が寒くなります。

あと、日本では見かけない謎の虫が、イスラエルには結構いました。。何せ中東ですもんね、未知の世界です。

ここカナダのエドモントンでは、蚊はいるけどゴキブリはいないそうです。

生き物の生態って面白いなぁと思います。

■夜10時過ぎまで明るくて、体内時計と生活リズムが狂いまくり!

これはイギリスでもそうだったのですが、高緯度の国は、夏場は夜10時くらいまで明るいです。

ここカナダはイギリスよりも更に高緯度のため、一番明るい時期で夜11時半くらいまでは暗くならず、夜中2時には空が白み始めるそうです。

ほぼ白夜!

実際、本日、夜10時過ぎに撮った写真がこちらです。

網戸越しですが、普通に外を歩ける明るさであることは分かっていただけるでしょうか?

カナダに着いた当初は、時差ボケと相まって、体内時計と生活リズムが整うのにとても時間がかかりました。

まず子供の寝つきは日本にいた時と比べてダントツに悪くなりました。

また、外出していても、「まだ6時くらいだろう」と思って時計を見ると既に8時過ぎていて慌てて帰宅して夕食の準備をしたりと、外の明るさで時間の予想がつかないので、ついつい活動時間が長くなってしまいます。

ロンドンよりも暗くなる時間が遅いので、経験があるとはいえ、少し苦労しています。

しかし習慣というのは凄いもので、娘は明るい中でも寝てくれるようになりました。

その代わり、冬の日暮れはとても早いので、今のこの太陽の季節を目いっぱい楽しみたいと思う今日この頃です。

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