イギリス生活・イスラエル生活を経て、カナダ移住へ

山あり谷あり海外移住記

■日本の生活 ★イベント&行事 ◆日記◆

お帰りなさい & 免許失効事件

投稿日:2022年9月19日 更新日:

夫が無事にカナダから一時帰国

8月6日に、無事に夫がカナダから日本に帰国しました。

カナダ出国72時間前のPCR検査結果が陰性であることは求められるものの、成田空港到着時のPCR検査と陰性時の2週間の自宅待機が免除されていたのは私の帰国の際とは大きく違い、大変助かりました。

到着時のPCR検査が陰性でも自宅14日間待機で、毎日の健康状態チェックと居場所確認が入るのは本当にストレスで子供を抱える身としては大変すぎたので。。

知人のご主人が海外出張して日本への帰国時にPCR検査が陽性になってしまい(自覚症状一切なし)、10日間ほど出張先で足止めを食った話を聞いていたため、夫についてもその可能性も大いに考えられましたが、夫は

「俺はネガティブな男・・!(ネガティブ=PCR陰性)」

と念じ続け、無事にパスして日本に帰国いたしました。

昨年9月に私と子供達が日本に帰国した際は、日本政府の要件に従ってカナダ出国72時間前のPCR検査を受けたにも関わらずエアカナダに無効と認定され搭乗拒否

➡エアカナダの指示に従いエドモントン空港でPCR再検査

➡ようやく搭乗を許可されるも、乗継地のバンクーバー空港で再び搭乗拒否(同じエアカナダによりPCR検査が無効と判断される理不尽対応)

➡カナダ出国手続きが済んでいたため、再びカナダ入国手続き

➡再びバンクーバー空港でPCR再検査

➡結果待ちのために2日間バンクーバー市内のホテル宿泊を余儀なくされ

➡2度の再検査代&ホテル代を自己負担し、ようやく日本に帰国

➡帰国後、厚生労働省や成田空港検疫所に自分たちの手続きに問題がなかったことを確認の上、エアカナダに正式にクレーム

➡2ヶ月後にこちらの言い分が認められ、エアカナダから謝罪&自己負担分の費用振込&お詫びの品受領

➡私達の事例によってエアカナダの空港オペレーションが変更になる

という、大変な経験をしました。

このことはいつか記事にするつもりですが、本当にエアカナダの対応は酷かったし、冷淡でした。

まぁ結果的にはこちらの言い分が認められたし、私達と同じような悲劇が二度と起きないように空港オペレーションが変更になったのは、何気に同胞に貢献できたと思うので良いですが。。

話が逸れましたが、とにかく無事に夫が帰国して、一安心しました。

夫の日本の免許証が失効!大型免許&大型自動二輪を失う衝撃の事態に

さて、夫が無事に帰国して、まずは市役所で海外からの転入手続きを行いました。

続いて携帯の契約を済ませ、カナダ渡航の際に日本の免許証は没収されカナダの免許証に切り替わっていたので、日本の免許証を再発行してもらう手続きに出掛けました。

ここで大変な悲劇が起きました。

コロナ禍のため、日本の免許証が失効していても3年間は再発行が可能だったらしいのですが、夫の免許証が失効して、3年3ヵ月が経過していました・・。

そのため、夫の日本の免許証は、完全に

失効

してしまいました・・。

夫はカナダに渡航してから3年以上、コロナ禍のため一時帰国ができませんでした。

何せ日本に入国して14日間自宅待機、カナダに戻ってからも14日間自宅待機では、1ヵ月の夏休みを取っても、何もできないのですから。。。

こんなことになると分かっていたら、カナダ渡航前に早目の免許更新をして行けば良かったのですが、当時は、自分の免許更新時期の1年以上も前から更新ができるとか、そんなことは知りませんでした。

そもそもカナダの運転免許証を取得する際には(正確には日本の免許証から切り替える)、日本の免許証は没収されてしまうのです。

私はたまたま2020年の夏休みに日本に帰省した際、日本の免許証をカナダで没収されていても、日本で再発行の手続きをすれば再び日本の免許証をゲットできると知ったため、今ではカナダと日本の免許証を保持しています。

しかし、2019年の渡航時はそうした情報は知らず、しかも2020年のあの世界的なコロナ禍を、あの時点で誰が予想できたでしょう。

2020年の夏休みに一時帰省した時だって、私と子供達は日本とカナダでの自宅待機期間合計1ヵ月を耐え抜いての帰国でした。

夫が一時帰国をする機会が全くなかったのは責められませんでした。

今回説明を受けたところでは、日本の免許証が「完全に」失効すると、免許を全く持っていない状態になるため、「取り直し」、つまり、教習所に通うところから始めなければならないそうです。

夫の尊い犠牲によって判明した今回の事実、海外移住する方々、必ず移住前に、

日本の免許証の更新

をしていって下さいね!(渡航先の国に日本の免許証を没収される場合は特に)

最終手段として、カナダの免許証を日本の免許証に切り替えることに

さて、では完全に夫が日本の免許を失ってしまうかというと、代替手段として、カナダの運転免許証を日本の運転免許証に切り替える、という方法が残っていました。

ところが夫の場合、ここにも壁が立ちはだかりました。

今回、夫は2年間の予定で日本に一時帰国するため、カナダの運転免許証を早めに更新して帰って来たのですが、どういうわけかカナダの免許証、日本の免許証のように最初に免許を取得した日というのが記載されていなくて、発行日しか記載がないのです。

なので、更新をすると更新日が新たな発行日として免許証に記載されるのですが、これが日本への帰国直前の日付だったことが問題になりました。

外国の免許証を日本の免許証に切り替える場合、最低90日間はその外国で運転をしていたという履歴が求められます。

夫は日本への帰国直前にカナダの免許証を更新し、その更新日付が免許発行日付として記載されていたため、90日間のカナダでの運転歴が証明できず、切り替え不可と告げられました。

更新していなければ、何の問題もなかったのですが・・。

その時はこんな状況など想像しようもありません。。

で、カナダでの運転歴を入手してくださいとの指示が出ました。

そこには、カナダの運転免許証を最初に発行された日付(いわゆる免許取得日)が記載されているはずだからとのことでした。

早速、アルバータ州に過去5年分のDriving Recordを申請して入手できましたが、何と、どこにも最初のカナダの運転免許証発行日は記載されていませんでした!!!

今回の更新日が発行日となっています。

万事休すとは正にこのこと。

しかーーーーーし!!!

夫は、私が2020年の夏休みに日本に帰省していた1ヵ月の間、とても自由でリラックスし、二度もスピード違反で捕まって罰金を払っていました。

すっかり忘れていた事件でしたが、その履歴が!!!しっかりと載っていたのです!!!

2回のスピード違反、罰金金額の合計は、優に500ドルを超えていました。

日本からカナダに戻ってそれを知った時、私は怒髪天を衝く勢いで夫のことを責め立てました。

苦しい家計からの500ドルを超える罰金がいかに辛かったか・・。

でも、その違反が、今回、夫の過去の運転歴を証明してくれたのです。

その違反歴がなかったら、今回夫はカナダの免許証を日本の免許証に切り替えることもできず、完全に詰んでいました。

人生塞翁が馬

と言いますが、この時ほど、この諺を痛感したことはありませんでした。

人生、何が良く作用して後々役に立つかなんて、本当に分かりませんね・・。

こうして奇跡的に夫はカナダの免許証から日本の免許証に切り替えることができ、今ではカナダの免許証と日本の免許証を両方保持しています(日本では外国の運転免許証は没収されません)。

しかししかし、元々の日本の免許証では、大型と大型自動二輪を持っていた夫でしたが、カナダの免許証に切り替える際、それらの情報は転記されず、普通のカナダの運転免許証として発行されていたため、今回の夫の日本の免許証は、単なる普通免許。

そう、

大型と大型自動二輪、失いました・・orz

何故にカナダの運転免許証に切り替える際に、それらの情報が転記されなかったのかは定かではありません。

現地の日本領事館で手続きをするのですが、その際に、そういう説明(日本では大型免許でも、カナダでは加味されずに普通免許になる)をされた気もする・・と夫は言っておりますが、果たして真相はどうなのか、もはや調べる気力もありませんし、結果的に日本の運転免許証を取得できたので、それで良しとします。

しかし、切替え日が日本の運転免許証の取得日となったため、今後一年間は初心者マークです。。

↑と思っていたら、何と免許証の裏書に【初心者標識免除】の文字が・・!

ありがとう東京公委・・!

我々が路頭に迷いそうになったら、もしもの時は、夫にトラックの運転手をしてもらえる、と託していた大型免許を今回失ってしまったことは、結構なダメージでした。。

まぁこれも人生。

色々なハプニングを乗り越えて、更に逞しくなっていきましょう。

なっていきたい。。

2年後、2024年秋に再びカナダへ

さて、色々ありましたが、夫も9月から新しい仕事がスタートし、我が家も夫のいる生活に慣れてきました。

目指すは、

2024年秋のカナダ再渡航

です。

こういうことは宣言するのが大事と思っていますので、ブログでも予告させていただきます。

これまで1LDKで私と子供2人の3人で暮らしてきましたが、まさかの、

家族4人で1LDK生活・・!!!

生活にあまりに支障が出るなら、2LDKか3LDKに引っ越そうと思っていたのですが、案外、何とか暮らせています。

2年後に海外渡航するのが決まっている中で、またお金のかかる引越しをするよりは、色んなところに家族で出掛けよう!という結論になりました。

まぁ、子供がまだ小さいからどうにかなっている話ではありますが。。

イギリスでも、イスラエルでも、カナダでも、子供と寝室を分けて、カナダでは夫婦の寝室(Master Bedroom)には洗面所とトイレ&バスも付いていました(カナダでは割と一般的ですが)。

それが今や、

4畳半の寝室に家族4人で川の字

です。

いや~~~、面白い。

これを面白いと思わなくてどうしましょう(笑)。

でも不思議なもので、私の中で、旅先のAirB&Bに泊まっている感覚です。

ホテルとかって、40平方メートルもあると、「わ~~広い♪」ってなりませんか??

あんな感覚です。

宿としては、40平方メートルもあると、家族4人としては十分。

もはや感覚が現実逃避入ってる気もしないではありませんが、、まぁ快適に過ごせているので、2年後のカナダ再渡航まで、日本で色んな楽しい事をやり尽して行きたいと思います。

働いていることもあって、主婦時代とは違いなかなかブログも更新できませんが、皆さま、よろしければ時々のぞきに来て下さいね!(#^.^#)

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