さて、娘がカナダにやって来て9カ月が過ぎようとしています。
本人曰く、「もう英語は大丈夫♪」とのことですが、どの程度のものなんだろう?と常々疑問に思っていた今日この頃。
先日、スクールバスから降りて来た娘は、帽子を被っていませんでした。
「どうして今日は帽子を被ってないの?」と聞いたところ、
「あのね、Rちゃん(娘の名前です)、バスに乗り遅れそうになったの。」と言うではありませんか。
う~~む。。
学校が終わると、スクールバスで通っている児童は、乗り込むバスごとに集められて列を作って並ばされます。
そして列には必ず1人大人がついて、メンバーを確認したり待機場所まで案内したりとフォローが入るため、「バスに乗り遅れそうになる」という事態は考えにくいのです。
「どうしてバスに乗り遅れそうになったの?」と聞くと、
「あのね、今日すごく難しいテストがあって、Rちゃん疲れちゃったの。」
はっ?さっぱり分からない。。
難しいテストがあるのとバスに乗り遅れそうになるのと、何の因果関係があるのか。
しかし根気強く娘に確認していくと、
ものすごく難しいテストがあった(しかも全然分からず適当に回答したらしい)
↓
疲れてジム(体育館)で寝てしまった(マットのようなものの上で寝たらしい)
↓
一緒のバスに乗る子が、運転手に「R is not here.」と報告
↓
運転手がバスを発車しようとするのに気付き、慌ててバスに向って走った(そして途中で転んだ)
↓
帽子を被るどころではなかった
と、こういうことらしい。
は~~、なるほどねぇ。。
しかし私が気になったのは、
「ものすごく難しいテストがあった」
ということ。
もとより点数なんか気にしていませんが、娘は毎週実施されているスペリングテストで、ずっと10点満点中1~2点の低空飛行だったのが、ここ最近、急に5~7点を取れるようになり、随分英語の理解力がついてきたんだなぁと感動し、また娘も喜んでいたところでした。
そこにきて「ものすごく難しいテスト」がぶっ込まれたわけですから、娘の学習意欲に水が差されないか心配になったのです。
「ねえ、その難しいテストって、どんなテストだったの?」
「何かねぇ、すごく長いのをつなげるの。ものすごく難しかったの。」
はい、私も全然分かりません!
「だからRちゃん、適当に書いちゃったの。」
ほう、なかなかの根性(笑)。
よく先生から言われた、「無回答はやめろ!分からなくても何か書くんだっ!」っていうやつですね。
正解率は限りなくゼロに近いから果たして意味があるのか知らんけど。。
「そしたら先生から叱られちゃったの。」
ほう(笑)。
「何て叱られたの?だって難しくて分からなかったんでしょう?」
娘の先生はとても良い先生なので、私は信頼しています。
そもそも外国人である娘が、難しいテストができるとは思えません。
なので先生がどう叱ったのか興味がありました。
「Rちゃん、先生に、知らないから分からないって言ったの。」
そうだそうだ!それで?
「そしたら、
『分からないからって適当に書くんじゃねーーー!!』
って叱られたの。」
おおーーーー!!!
先生、ごもっとも!!!(爆)
というより、そういうやり取りができた娘に感動してしまいました。
何とか、英語、大丈夫そうですねーーー!?
娘の成長を実感する日々です。
そして先生、いつも娘を適切に指導して下さり、ありがとうございます(≧▽≦)