■2月14日は言わずと知れた Valentine's Day !!!
先日はバレンタインデーでしたね。
娘の学校でも、もちろん!!イベントが用意されていました。
私達親子にとって、カナダの小学校での出来事は全てが初めての経験であり、これまで毎回色んなミスや微妙な勘違いをしながらも、何とか必死にかじりついて行っていました。
ましてや2月14日はバレンタインデー!!
別に楽しみにしていたわけではありませんが、誰もが知っているイベントだからこそ、気が抜けない!!
今度こそ、学校からの指示に完璧に従ってみせる・・っ!!
私は並々ならぬ決意を抱いて挑みました。
今回、学校からのお達しは2つ。
①クラスの友達と交換するバレンタインのカードを持って来ること(クラスのリストを参照されたし)!
②当日はバレンタインカラーの洋服(赤・ピンク・白・紫)を着て来ることを推奨されたし!
出ました出ました、もはや毎度おなじみ、②のカラー指定!!
バレンタインカラーなんてものがあるのを初めて知りましたが、推奨とは言ってますが、もはや命令レベルにしか感じられない私。。
でもOKーーッ!!
娘はピンクのワンピース、持ってるよーー!!
サクッと②はクリア!!
さて・・問題は①です。
一応、「クラスのメンバーリスト」なるものが事前に配布され、男の子と女の子に分けて名前が縦に並んでいました。
これは実物を見てもらった方が分かりやすいでしょう。
・・皆さま、これを見てどう考えますか?
私は、
「娘のカード交換相手は、T君だっ!!」
と思いました。
T君は娘に、娘はT君にカードを書いて送り合う。
このクラスのリストは、自分の交換相手を確認するためのもの。
これなら誰もがカードをもらうことができるし、一方通行のやりとりにもならない。
うーむ、何てスマートなバレンタインデーだっ!!
さすがカナダだっ!!
と思いました。
もちろん、通知文は何回も目を通しました。
そしてT君に送るバレンタインデーのカードを買いました。
娘にカードを書かせました。
ただ文字を書くだけではつまらないので、折り紙で可愛いハートを折ってカードに同封し、日本のお洒落な和紙のシールで封をしました。
ちなみに、バレンタインデーの数日前に夫が会社の同僚から、「毎年バレンタインデーはクラス全員にカードを書いて交換している」というとんでもない情報を仕入れてきて、「カードを交換するの一人だけじゃないみたいだよ、本当に大丈夫なの?」とわざわざ職場から電話をかけてきました。
私は自信満々に、
「何度も通知文読んだから大丈夫!ペアのリストももらってるから間違いないから!」
と答え、自分の判断に何の疑いも迷いも持ちませんでした。
クラス全員にカードを書く?
はっ!そんなバカな!(笑)
という感じでした。
「一笑に付す」とはまさにこのこと。
あぁ・・
いくら悔やんでも悔やみきれない・・!!(ノД;)
■そして運命の日
さて、結果はどうだったかと言うと・・
これも、娘が持ち帰って来たものの実物を見てもらった方が分かりやすいでしょう。。
さあ皆さま、これを見てどう思いましたか!?
私は、
ああーーーーー!!
またやっちまったーーーーー!!!
と思いました(笑)。
どうやら正解は、
クラス全員にカードを書く
だったようです。。
娘は、「先生に手伝ってもらって急いで全員にカードを書いた」そうです。
カードも先生が準備してくれたそうです。
チーーーン。。
もはや娘には平謝りです。
娘は、
「もう、いいよ・・。」(伏し目)
「ママは英語が分からなかったんでしょ・・だから仕方ないよ・・。」(伏し目)
と・・。
うぅ・・。
その伏し目が我が心に突き刺さる~~~ (ノД;)
仕事から帰宅した夫に事の顛末を報告すると、
「だから言ったじゃないか(怒)!!!」
と一喝されました。
やかましい、知らなかったんじゃーーー!!
私「クラス全員にカードを書けなんてどこにも一言も書いてなかったもん!!」
夫「じゃあペアの相手に送るって書いてあったの?」
私「・・いやそれもどこにも書いてなかったけどさ・・でもあのリストを渡されたら誰だって・・」
夫「もはや書くまでもない、これは
常識レベル
の話だったってことだな・・まぁ終わったことだし今回は仕方がない。。」
ふ、ふん、そうじゃい。
初めての事なんだから仕方がないんじゃい。
・・にしても、クラス全員が全員にカードやプレゼントを用意して来た中で、T君だけにカードを用意して行った娘。
どうかT君に勘違いをされませんように・・
そして本当にごめんなさい・・T君以外のクラスの皆・・先生・・
そして何より娘・・来年はもう大丈夫だから・・(;´Д`)