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イスラエルの新年

投稿日:2017年9月20日 更新日:

何とも変な感じですが、今日はイスラエルの新年です。
新年明けましておめでとうございます!

何でも、9月19日の日没から20日の日没までが、いわゆる大晦日。
9月20日の日没からが、いわゆる元旦、新年とのことでした。

夫が聞きかじって来たところによると、ユダヤ教は太陰暦(月の暦)を使用しているので、日没が日付が変わるタイミングなんだとか。
金曜日午後~土曜日のシャバット(いわゆる休息日)も、やはり金曜日の日没後から土曜日の日没後までになります。
日曜日が1週間の始まりで、日曜日~木曜日が、いわゆる平日です。

なので、何とこちらのIKEAの土曜日の営業は、シャバットが終わる土曜日没後の、午後9時~午後11時(2時間だけ)なんです。
これには本当にびっくりしました!

実はその時間にIKEAに行ってみたくて先日トライしたのですが、事故渋滞に巻き込まれて辿り着けずでした・・・。
たった2時間だけのために、本当に営業しているのでしょうか?

さて、こちらの新年は、お店も公共交通機関も全部お休みということで、実際にどんなものか街に出てみました。


普段は人通りの多い通りですが、確かにお店は全て閉まっており、車もほとんど走っていません。たまに通る程度。


この広場も見事に誰もいません。ここまでだとは。まるで欧米のクリスマスの様相ですね。


ここも全部飲食店が並んでいるのですが、ご覧のとおり。道路にも車はおらず。


サロナマーケットのフードコート内。見事にがらんどう。

・・・というわけで、本当に、街全体が、完全休止モードでした。

サロナマーケット内の公園で子供を遊ばせたのですが、公園内も閑散としていました。
2、3組の親子連れがいたのみで、遊具はほぼ貸し切り状態。

全然関係ないのですが、こちらでは、お父さんが本当に子供の面倒を良く見ます。
公園内の親子も、全て父親&子供のペア。
お母さんは、ゆっくり自分の時間を持たせてもらっているのだと思います。いいなぁ。

公園から帰る時に、子供を遊ばせていたイスラエル人の父親から、「どこから来たの?」と聞かれました。
「日本です。どこもお店が開いてないのですが・・・。」
「新年で、祝日だからね。これから4日間はそうだよ。大通りには、少しは開いてる店もあると思うよ。」
など、少々会話を交わし、最後に「HAPPY NEW YEAR !」と言われて、あぁ、本当に新年なんだなぁと実感しました。

9月に聞くなんて、本当に、変な感覚になります。
ロシア系のスーパーマーケットは開いていたので、そこで食材を買って、一応家で新年をお祝いしました。

他の多くの国が新年を迎える1月1日は、逆にこちらは何もない普通の平日だそうです。
日曜日も平日ですし、色々なことがこれまで住んだどの国とも違っていて、日々面白い経験をしています。

以上、イスラエルから新年のご報告でした!

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