つい最近、娘は誕生日を迎えましたが、私は何をするつもりもなく、家族3人で家でお祝いして静かに終了しました。
今後もこの家族でお祝いスタイルを貫くつもりではありますが、やはり学校に入って交友関係が広がって来ると、娘から「○○ちゃんと△△ちゃんを呼んで欲しい!」みたいなリクエストが上がって来るんだろうなぁ・・。
私も腹を括ってお友達をご招待して料理の腕を振るわなければならない日が来るのだろうか。。
娘によると、学校では先生が誕生日の子を発表してくれ、誕生日を迎えた子がカップケーキをクラスの皆に配ったりしているらしく、「私も誕生日にカップケーキを持って行きたい!」と言われました。
えっ!発表されるの!?(@Д@)
しかもケーキ配るの!?(;@Д@)
何というプレッシャー!!!
さすがに今年だけでもそれは勘弁して欲しい・・と思い、
「そうねぇ、でも、あなたはお家で食べるケーキを買うって楽しみにしていたでしょう?そんなにケーキばかりにお金をかけられないから、どっちかにして欲しいなぁ。」
「お家で食べるホールケーキを買うか(大きいケーキのジェスチャー付き)、学校で皆に配るカップケーキを買うか(小さいケーキのジェスチャー付き)、どっちかを選んでね。」
とさりげなく
究極の二択
を突き付けました(この常套手段が通じるのはいつまでだろう・・)。
娘は「そうかぁ。」とすんなり納得し、しばらく考えた後、「お家で食べるケーキにする♪(#^^#)」と言ってきたので心の中でガッツポーズ!(笑)
娘よごめん、色々とこちらの生活にも慣れ、事情も分かって来たら、なるべく希望通りにできるように頑張るからさ・・今年は、ホントにごめんね・・( ;∀;)
というわけで、学校では娘の誕生日が発表されただけで、カップケーキは配られずに終わりました。
さて、自分はアッサリと済まされてしまった娘ですが、つい先日、一番仲良くしているお友達から誕生日パーティーにご招待され、意気揚々と参加してきました。
イギリスとカナダで招待された誕生日パーティーの会場は、すべてインドアジム(室内遊戯施設)
イギリスにいた時、お友達の誕生日パーティーに2回参加しました。
そして今回のカナダ。
いずれも誕生日を迎える子の家ではなく、インドアジムが会場でした。
日本でも最近はボーネルンドなどの室内プレイジムが増えてきましたが、まだバリエーションに乏しいというか、あくまで遊戯施設のみというところが多いと思います。
イギリスやカナダでは、とにかくインドアジムが沢山あって規模も様々、大抵はカフェが併設されていて、大きな所はパーティー会場も備わっています。
なので、お誕生日会をそこで開催することが多いみたいで、当日の流れとしては、
① 受付を済ませた後、プレゼントがある場合は親に渡し、
② まずはプレイジムで子供たちを存分に遊ばせ、
③ 親は併設のカフェでまったりしつつ子供を見守り、
④ パーティーの時間になったら、ホストやスタッフによってセッティングされた部屋に移動してスナックを食べてお祝いし、
⑤ 最後にホストからちょっとした手土産をいただいて終了、
という感じです。
ちなみにイスラエルは滞在期間も短く、特にご招待されたりもなかったので事情が分かりません。
招待される側としては、子供を思い切り遊ばせられるのは有り難いものの、誕生日プレゼントの予算や内容にはそこそこ気を遣います。
同じパーティーに招待されているママ友がいたりするとお互い情報交換が出来るのですが、そうじゃない場合は結構考えますね。。
今回がそうでしたが、出席の返事をした際に、主催者のママから「参加する場合は$10を持参してください、このうち$5はうちの子の誕生日プレゼントの購入に充て、残りの$5は子供が選択したチャリティーに寄付します。」とのことで、なるほどそれはグッドアイディア!と感動しました。
もしかしたら子供の気に入らないプレゼントが沢山集まるよりは、お金を集めて子供が好きなものを一つ買ってあげる方が良いと思いますし、チャリティーに寄付することで、子供にも社会貢献の機会を与え幸せのおすそ分けも出来る。
とても合理的だし、かつキリスト教の博愛精神も体現した、欧米らしいスタイルだなぁと思います。
参加費を支払う場合は誕生日プレゼントは不要なのか?というのが懸念事項だったのですが、さすがにこれは先方に確認するわけにはいかず、日本人補習校のママ友さんに聞いてみると、「その場合はプレゼントは不要。」とのことだったので、それを信じて、バースデーカードと$10だけを携えて娘を送り出しました。
イギリスの時は、特に参加費の支払いがなかったので、2回ともバースデーカードとプレゼントを持参しました。
参加者の本音としては、お金を支払う方が気楽で助かりますね(#^^#)
しかもイギリス時代は、娘も幼児だったのでパーティーの間中、親は付きっきりでしたが、今回はみんな5~6歳。
なので、ホスト側が「私達夫婦が子供たちを見るので会場にドロップオフするだけで良いですよ!」と言ってくれ、これも大いに助かりました( ;∀;)
もちろん、仲の良い親御さんは残って一緒にお茶したりしていました。
しかし、ホスト側の費用負担は馬鹿にならないと思います。
いくら会場にパーティー用のプランが用意されているとはいえ、参加者の入場料、親御さんのカフェクーポン、ケーキやお菓子の準備、参加者に持たせる手土産代・・。
相当な額だと思うので、自分がこのスタイルを採用するかと問われると、今のところ「ナシ」かなと。。
ただ、隣の会場で3家族合同で開催していたのを見かけたので、その手があったか!と感心しました。
合同開催なら費用負担も減るし、同じような日程で招いたり招かれたりを1回で済ませられて良いですよね。
ただ、誕生日が近い仲良しの友達が複数存在する場合に限りますが。。
(追記)イギリスで招待された誕生日パーティーの写真が出てきた!
さて、この記事から2年近くが経過していますが、何とイギリスで招待された誕生日パーティの写真が出てきましたので、シェアしたいと思います!
まずはこちら、会場の全体像です。
そして子供達が遊び終えたら、パーティールームに移動します。
こちらがパーティールームで、ずらりと並んでいます。
人数に合わせた、大きい部屋もあったと思います。
3家族合同で開催しているパーティールームもありました。
出て来た写真の時系列を見ると、まず初めにバースデーケーキが登場し、主役がロウソクを吹き消します。
その後、バースデーケーキがカットされ、確かお持ち帰り用に箱に詰められていました。
そしてスナック(軽食)が提供され、各々好きなものをお皿に取り分けてしばし歓談タイム。
この日の主役は6歳の男の子で、その男の子の3歳の妹と娘がお友達でした。
娘はそのお友達の隣に座っていましたが、当時2歳の娘はまだお友達と会話するという事ができず、黙々とスナックを食べていました。
そして最後にデザートのアイスが配られ、それを食べ終えたら箱に入れられたバースデーケーキとお土産を頂いてパーティーは終了。
残って遊びたい家族はその後も引き続きプレイジムで遊ばせて、各々の時間で帰宅したと思います。
ホストの方は本当に大変ですよね!
でも、子供達にはとっても楽しい一日になり、親としても招待していただけて本当に嬉しく、良い思い出になりました。
招待して下さったSさん、ありがとうございました!!
日本の誕生日会ってどうなってるんだろう?
これに対して日本の誕生日会って、今はどうなってるんでしょう?
あくまで私の子供時代ですが、普通にそれぞれの家庭にお呼ばれしてお祝いしていました。
もちろん、誕生日プレゼントを持参して。
多分、主催者としては、会場を借りて開催するよりは自宅開催の方が安く済みますよね。
ただ、全てを自分たちでセッティングしなければならず、しかも場所は自宅なわけですから、色々と制約も出そうです。
料理のメニューもプレッシャーです(私にとっては)。。
うーーん、これはこれで、今のところ「ナシ」だなぁ。。
私は、家族水入らずでお祝いしたい派です。
旅行に行くとか、いいかも知れません!(ちょっと逃避行動入ってるけど)(≧▽≦)
(追記)コロナ禍の中のカナダの誕生日パーティー
さて、せっかく記事をリライトするので、今年の2月に、コロナ禍の中で招待されたカナダの誕生日パーティーについてもご紹介したいと思います。
2021年7月1日から、ここエドモントはコロナ関連の屋内の規制がほぼ全て撤廃されましたが、今年2月の段階ではロックダウン真っ只中で、屋内での集会やパーティは禁止されていました。
その時点では、
屋外での10人の集会のみ可能
となっていて、その様な状況下で、まさかの誕生日パーティーのお誘いがありました。
娘のクラスメイトなのですが、主役を入れてキッチリ10名で、外で遊ぶプランでした。
2月中旬だったので冬ではあるのですが、少しずつ暖かい日も出て来ていました。
ホストからは、
「予報によると子供の誕生日あたりは暖かくなりそうなので、何とか外で遊べそうだと判断し、パーティーを開くことにしました!NO PRESSURE !!! なので気楽に考えて下さい。」
との招待メールが。
娘に聞くと行きたいという事だったので、参加のお返事をしました。
当日はホストの自宅に子供を送り届け、主役の子供にバースデーカードとプレゼントを渡して親達はいったん帰宅。
子供達はホストの家の庭で遊んだ後、学校の校庭に移動して、あらかじめ雪の中などに隠してあった宝物を探すゲームをし、ソリ遊びなどをしたそうです。
2時間後、子供を迎えに行くと、ちょうど学校から帰って来るところで、皆でとても楽しく歩いていました。
ホストにお礼を言って帰宅。
やはり、最後にお土産を頂きました。
2月に外で雪の中を2時間遊ぶ誕生日パーティ。
これはコロナ禍でしか経験できなかった出来事だと思います。
困難な状況でも、何とか子供の誕生日をお友達と一緒に祝ってあげたいという親心をひしひしと感じました。
私もいつか、娘のために一回くらいは、その様なパーティーをセッティングしてあげられたらなぁと思いました。
夫がパーティー大好きイベント大好き人間なので、夫にお願いしたらやってもらえるかも・・。
まだ現地校のママ友ゼロの私。
でも、自然に形成される友人関係が一番続くと思うので、無理をせず、自分らしく、いつかカナダ人の友達ができたらいいなぁと思う今日この頃です。