イギリス生活・イスラエル生活を経て、カナダ移住へ

山あり谷あり海外移住記

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流行の発信源についての一考察

投稿日:2019年10月29日 更新日:

私は常々、ある言葉や行動、イベントが流行する時、もちろん仕掛け人はいるかも知れませんが、同時多発的に発生していくのか、やはり最初はどこか一カ所(もしくは一人)からなのか、ということに常々興味がありました。

結論から言うとケースバイケースということになると思いますが、「この現象はここからだろう!」と確信を持って言える出来事があります。

もちろん、これはあくまで個人的な意見なのですが・・

■日本で完全にハロウィンが定着したきっかけは、間違いなく2008年の東京ディズニーシーのハロウィンイベントから!!!

私は2005年1月~2006年1月の1年間、ニュージーランドにワーキングホリデーで渡航していました。

2005年のハロウィンは南島のブレナムという都市のバックパッカーズで迎えたのですが、滞在者が欧米人主体だったそのバッパーは、ハロウィン当日は仮装しまくったパリピ共に蹂躙され、韓国人や私のような大人しい日本人は肩身の狭い思いで遠巻きにその狂乱ぶりを眺めていました。

当時日本ではハロウィンというイベントはあくまでキリスト教の一行事として認識されている程度だったと記憶しているのですが、とにかく騒々しい場所とパリピが苦手な私は、会場となっていたバッパーの離れやキッチン&リビングから遠く離れた客室に避難して嵐が過ぎ去るのを待っていました。

当時はただの友人だった夫、そしてパーティー大好きな夫は例にもれず欧米人と一緒に仮装してはしゃぎまくり、キッチンに食事を作りに行った私は、とあるイギリス人から「そう言えば君は仏教徒だって言ってたよね?」と無理やり山吹色の長くて大きな一枚布を渡され、「僕をダライ・ラマみたいにしてくれ!」と懇願されました。

私は自分が仏教徒だと言った覚えはなく、単に日本の宗教について問われた時に「日本人の大半は仏教なんじゃないかなぁ・・。」と答えただけだったのですが、

「日本人=仏教徒=僧侶の着付けができる」

という勝手な図式を押し付けられ、かと言ってハロウィンで浮かれまくっている外人を「そんなの知らねーよ!」と無下に拒否することもできず、

適当に身体に布を巻き付けてそれっぽく結んであげて(外人はWow!と大満足)、

早々にその場を後にしました。

立ち去る際、キリスト教徒でもないくせに外人と一緒に仮装してはしゃぐ、夫を始めとした一部の我が同胞たちを「欧米かぶれめ・・」と苦々しい思いで一瞥したのは言うまでもありません"(-""-)"

まぁそれはそれとして、ワーホリを終えて日本に帰国してしばらく経った頃、ちょうどディズニーシーに行ったのですが、そこで目にしたのは華々しいハロウィン仮装イベントでした。

はっきりと記憶しているのですが、前年まで、ディズニーシーではハロウィンイベントはやっていませんでした。

なのでこの時、「あれっ?去年はこんなのやってなかったよなぁ。」と思ったのを憶えています。

と同時に、当時はデパートやコンビニなどでも、特に大々的にハロウィンコーナーを設けていなかったので、東京ディズニーシーでのハロウィンイベントの売り出しっぷりを見て、「あぁ・・遂に始まってしまったか・・。」と諦めにも似た気持ちを感じてしまいました。

■そこから瞬く間にハロウィンイベントは日本中を席巻

宗教にこだわりのないお祭り大好き日本人、クリスマスもバレンタインデーもホワイトデーも嬉々として季節の行事に取り入れて来た日本人、特にハロウィンのようなエンターテインメント色の強いイベントが、広まらないわけはありません。

調べてみると東京ディズニーランドでは既に1997年からハロウィンイベントを開催していたとのことですが、とにかく2008年の東京ディズニーシーからの日本でのハロウィンの定着っぷりは凄まじいものがありました。

考えてみると、東京ディズニーリゾートのような非日常空間は、大々的にハロウィンを売り出すのに絶好のポテンシャルを持っていますね。

そこから2年もかからない内に、日本中が10月にもなると猫も杓子もハロウィンモード、どのお店もハロウィン一色で浮かれまくり、という状況になったと思います。

ちなみにイスラエルではどうだったかというと・・

ユダヤ教の国ですから、ハロウィンなんか

完全無視モード。

あの賑やかなテルアビブの街中で、一軒だけハロウィンの飾り付けをしているお店を見つけましたが、「こんな事してこのお店は襲撃とかされないのかしら・・?」とこちらが心配になるくらい、見事な黙殺っぷりでした。

でもエルサレムのキリスト教地区ではどうだったんだろう?

それはその時期に行っていないので分かりません。。

娘がイスラエルで通っていたインターナショナル幼稚園では、一応ハロウィン当日だけお祝いしたようです。

ちなみにクリスマスも、もちろんイスラエルではお祝いしていませんでした。

2017年11月末にイスラエルを去ることになり、飛行機がテルアビブの空港を飛び立ち、ロシアはモスクワの空港でトランジットした際に、飛行機から下りて空港の建物内に入った瞬間、大きなクリスマス・ツリーが目に飛び込んで来て、「そうだ世界はクリスマス・シーズンだった!」と思い出したくらいでした。

それくらい、イスラエルはやはり特殊な場所だったなぁと懐かしくなります。

クリスマスのように自分が小さい頃から定着していたイベントと違い、ハロウィンは大人になってから、しかも確固とした商業的な意図を持って広められていった経緯を目撃したのもあって、どうも気分的に乗れないものを感じてしまい、自分の中でも距離感がつかめない厄介な行事。

それが私にとってのハロウィンです。

何も考えず、(元パリピの)夫の様に「ハロウィンって楽しいぜ~~♪ウェーーイwww」みたいに流れに身を任せることができれば、もっと人生を楽に生きられるのに・・と悶々とするシーズン。

それが私にとってのハロウィンです。

ここカナダでは、もちろんハロウィンはクリスマスに次ぐ一大イベント。

娘の学校でも、カボチャをくり抜いてランタンを作ったり、10/31にはハロウィンパーティーも開催されるようで時間をかけて色々と準備しているようです。

先週の日本人補習校も、娘以外は全員ハロウィンのコスチュームでやって来ました。

10月は補習校の工作の時間にも毎週色んなハロウィンの飾り付けを作成して持ち帰って来て、せっかくなので部屋に飾っています。

私と違って娘の中では、ごく当たり前の年中行事として大好きなイベントになって行くと思います(実際、子供にはとっても楽しいものでしょう)。

私にとっては毎年気乗りしないイベントですが、、まぁそこは親として無理のない範囲で子供を楽しませてあげなければと思う次第です。

➡ イギリスで過ごしたハロウィンについては別記事をご参照ください♪

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