イギリス生活・イスラエル生活を経て、カナダ移住へ

山あり谷あり海外移住記

■カナダ生活

カナダ渡航決定

投稿日:2018年10月17日 更新日:

一月ほど前になりますが、カナダへの渡航が決定しました。

予定では年明けすぐで、現在、就労ビザ申請に必要となるLMIAの手続き中です。

最短であれば、11月末頃にLMIAが承認される見込みとのこと。

これまで、夫はイギリスの就労ビザ、イスラエルの就労ビザを取得してきましたが、学生ビザはともかくとして、就労ビザなどは、経験者はお分かりになると思いますが、スケジュール通りに行きませんよね。。

スケジュール通りに物事が進む日本とは大違いで、待たされるのが当たり前、就労ビザが下りるかどうかもブラックボックスの世界。

同じ会社で同じ職種なのに、申請時期で明暗が分かれたり。

ちゃんと経験も申し分ない人なのに、謎の理由で拒否されたり(理由は絶対に教えてくれません)。

まぁ悲喜こもごもですので、今回も、あまり期待はせず、ただ、カナダの会社から内定をいただけたことは素直に感謝して、ニュートラルに日々の生活を送りたいと思います。

無事にLMIAの承認が下りるまでは・・。

ところで今回のカナダの就職は、インターネットの求人を見て応募し、メールでの質疑応答、スカイプでの面接を経て内定をいただきました。

この流れはイギリスの会社に就職したときも同じです。

つくづく便利な世の中になったなぁと思います。

夫は現在イスラエルにいるので、イスラエルとカナダでやり取りをしていました。

イスラエルからの帰りにカナダに寄って就職活動をする予定でしたが、無事に内定をいただけたので、直で日本に帰国できることになりました。有り難い事です。

さて、私はといえば・・日本での生活があまりに快適で楽しく、そして子供も大きくなってきたため「移動」というものに億劫になり、抵抗を感じ始めております。

これは子供も同様で、小さい頃はどこに連れ回しても平気だったのに、今では「日本がいい」「パパだけ行けばいい!」とかなり不安定な状態になっております。

しかし、もう色々な状況も理解できる年齢ですので、ごまかさずに、はっきりと、誠意をもって説明します。

初めは「カナダ」という単語を聞くとキイィ~ッ!!とヒステリーを起こしていましたが、今は徐々に受け入れつつあります。いえ、彼女なりに受け入れようとしてくれています。

成長を感じるとともに、申し訳ない気持ちでいっぱいになる時も、あります。

自由すぎる両親でごめんね・・。

カナダでは、何が待っているだろうね。

楽しい事、いっぱいしようね。

イスラエルを去る時、イスラエルが大好きになっていた娘は、現地の幼稚園のお友達に向って、叫びました。

「〇〇ちゃん、すぐ帰って来るから!!!日本に帰るのは、ちょっとだけだから!!!待っててねー!!!」

私も、お友達のママも、涙でした。。

その娘が、今は日本がいい!!!と言っています。

娘の可能性を信じようと思います。彼女は、今いるところを愛し、しっかり楽しめる子だと。

私たち夫婦も、行ったこともないのに、どうしてだか、最終的にはカナダに移住したい!と言ってきました。

イスラエルから日本に帰国する時に、もう海外移住はやめようか?という話も、しました。

でも、「どうしてだか分からないけどカナダカナダって言ってここまで来たんだから、カナダを見てから決めようよ。」という結論になったのです。

その夢が、今、叶えられようとしています。

望んで日本を出て、日本を外から見て、日本の素晴らしさを痛感したのに、また出ようとしている私達・・。

どうしてあんなに海外に出たかったんだろう。事あるごとに海外海外って言ってたんだろう。

それが今の正直な気持ちです。こんなに寂しい気持ちになるなんて思わなかった。

でも、きっと何かが待っているんだろうなぁと思います。

それはイギリス、イスラエルでも感じてきたことです。

カナダって言ってたのにイギリスに行くことになり、イスラエルにも行くことになり、一体自分たちはどこへ向かっているんだろう?と思ったこともありましたが、そこで出逢った人達とは、「出逢うべくして出逢った」としか言いようのないご縁を多々感じました。

寄り道じゃなくて、これが順路だったんだ、と。

だからきっと今回も、向こうでのご縁に、「このために出てきたんだ」と感じさせるものがあるのを確信しています。

でも寂しいです。不安もあります。

渡航するその日まで、日本での一日一日を大切に、慈しんで、過ごしていきたいと思います。

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